オーダーメイド-オーバーフローアクリル水槽について
お客様からのお問い合わせが多い内容を中心に掲載いたしました。
- 素材(アクリル)
- 接着方法(溶剤接着・重合接着)
- オーバーフロー(三重管加工・コーナー加工・コの字加工)
- フランジ(リブ・センターフランジ・天板くり抜き補強)
- 穴あけ加工(リブ)
- 帯(ブラック・ホワイト)
- フタ(通常・特殊加工について)
- ソケット加工
- 付属品(ピストル)
- オーダーメイド水槽の解説・ご注文の流れについて
- お問い合わせについて
- 部位や加工ごとに、補強オプションもございます。各オプションで得られる効果は以下の通りです。
- お見積りは無料で承ります。お気軽にお問合せください。
Point1素材(アクリル)
素材はアクリル板です。アクリル板には「押し出し板」と「キャスト板」があります。
- 【 押し出し板 】
-
- 粘土状にしたアクリル樹脂を、ローラーで押し出して板状にします。
- 量産が出来るため安価です。
- キャスト板と比べると、クラック(ヒビ)が入りやすいです。
- 【 キャスト板 】
-
- 2枚のガラスの間にアクリルの原材料を入れ、硬化させて製造します。
- 押し出し板と比べると、クラック(ヒビ)が入りにくいです。
- 輸入品に比べ、透明度が高く品質がよいです。
- ※弊社では、厳選した高品質アクリル【 キャスト板 】を使用しています。
- ●色のついた板(色板)もあり、次のような利点があります。
-
- 水槽の背面や側面に色板を使用すると、魚やサンゴ・水草が引き立って見えます。
- 底面に使用することで、底砂を敷かなくても水槽台の天板が透けて見えなくなります。
- 背面に色のついたシート(背面シート)を貼るよりも、光沢と透明感があります。
- 背面シートのように傷や摩擦で剥げることがなく、長期の使用でも貼り直しの必要がありません。
- ※通常のご注文は透明のみですが、オーダーメイドでは黒・白より選択していただけます。
(ご希望がございましたらその他の色も対応可能です。)
色付きにする面は背面だけに限らず、1面から4面まで指定できます。詳細はお問合せください。 - 【水槽を保護する!クリアフィルムも貼り付けられます】
-
- 水槽には「クリアフィルム加工」をオプションで施すことができます。
- クリアフィルムをアクリル面に貼り付け、割れや飛散を防止します。
- クリアフィルムは透明で、観賞を邪魔しません。
- 地震など、もしもの時の対策に、貼り付けられる方が増えています。
ご希望の場合は、お問い合わせの際にお伝えください。 - ●アクリル板の接着面が、白くなってきたら買換え・交換をお勧めします。
水槽の強度は板厚によっても変わります。こちらのコラムで詳しく解説しています。
背面が黒いアクリル水槽
三面が黒いアクリル水槽
三面が白いアクリル水槽
背面が青いアクリル水槽Point2接着方法(溶剤接着・重合接着)
アクリル水槽は一般的に、5枚のアクリル板を貼り合わせて作られています。(底面1枚+側面4枚)
このアクリル板同士を貼り合わせる時の方法には2つの種類があります。
- 【 溶剤接着 】
-
- 接着面のアクリル同士を溶かし合い接合する方法です。
一般的なアクリル水槽は溶剤接着で製作しております。 - 接着面のアクリル同士を溶かし合い接合する方法です。
- 【 重合接着 】
-
- 注入したアクリル剤を硬化させる事で接着する方法です。
アクリル板の接着面に隙間を設け、溶かしたアクリル剤を注入します。- 溶剤接着に比べ強度が高く、接着面の仕上がりも気泡が少なく綺麗です。
- 注入したアクリル剤を硬化させる事で接着する方法です。
- ※弊社では溶剤接着、重合接着共に対応しております。
Point3オーバーフロー(三重管加工・コーナー加工・コの字加工)
主に海水魚を飼う時に使用するのがオーバーフロー配管です。
水槽内の水を濾過槽に落とし、きれいになった水を再び水槽へ戻すシステムに使用される配管のことです。そのシステムに必要な加工が下に紹介している「三重管加工」「コーナー加工」「コの字加工」の3つで、水槽内のむき出しのオーバーフロー管(フロー管)を隠す役割もあります。このシステムを使用している水槽が「オーバーフロー水槽」と呼ばれます。オーバーフロー水槽は淡水魚を飼うのには向きません。
【 オーバーフロー加工の種類 】
- 1.三重管加工
-
- 配管の穴位置を水槽の真ん中に取り付けた際も、OFカバーによる面積のロスが少ないという利点があります。
- コーナー加工やコの字加工よりも水槽が広く見えます。
- ※OFカバーが筒状なため、中心から「給水管」「フロー管」「OFカバー」と三つの管が重なっています。そのことから「三重管加工」または「三重管」と呼ばれています。
(後述の構造の説明をご参考ください。) - ※三重管の径は、ご指定がなければ標準サイズ(外管:40A(約48mm)、内管:13A(約18mm))で製作いたします。
- 2.コーナー加工
-
- 三重管・コの字加工に比べ、更に加工費が安価です。
- ※水槽の角(コーナー)に使用するところから「コーナー加工」または「コーナー」と呼ばれています。
- 3.コの字加工
-
- 三重管に比べ加工費が安価です。
- OFコーナー加工に比べ、水槽を両面から見る際に適しています。
- ※上から見た時に、OFカバーの形が「コ」の字になっているところから「コの字加工」または「コの字」と呼ばれています。
- 4.その他
-
- 半円加工や、オーバーフロー加工の数なども柔軟に対応しております。
- 【 オーバーフロー配管・加工部分の構造 】
- 「三重管加工」「コーナー加工」「コの字加工」ともに基本的には同じ構造で、[1]給水管・[2]フロー管・[3]OFカバーの三重構造になっています。(下の図は「コーナー加工」です。)
[3]のOFカバーの違いで呼び分けています。 - 1.三重管
-
- アクリル(透明・黒)または塩ビ(グレー)からお選びいただけます。
- 2.OFカバー
-
- 黒・白・透明からお選びいただけます。
-
※ご指定のない場合、黒で制作いたします。
※その他の色をご希望する場合は、お問合せください。 - 3.給水管・フロー管
- アクリル(透明)または塩ビ(グレー)からお選びいただけます。
- ※給水口は、スリット加工(弊社推奨)と丸穴加工から選択できます。
※フロー管の高さ(長さ)は、通常リブ下から28mmにフロー管がくる位置に設置しております。
ご希望の高さ(長さ)で製作することも可能ですので、どうぞお申し付けください。 - 4.吐き出し
- アクリル(透明)または塩ビ(グレー・ダークグレー)からお選びいただけます。
[1]給水管
[2] フロー管
[3] OFカバー
[4] ベース
[5] ソケット
[6] 吐き出し
【 選択可能な材質や色について 】
【オーバーフロー加工費の目安】
オーバーフロー加工には、水槽代金とは別に加工費がかかります。
加工をご希望の際はお問い合わせ画面、注文画面時の備考欄に明記下さい。
アクリル水槽は重合接着も承りますがサイズにより価格が異なるため、お問い合わせ下さい。
※オーバーフロー加工にはストレート型のピストルが付属されていますが、ご希望でしたらL 型にも変更できます。
Point4フランジ(リブ・センターフランジ・天板くり抜き補強)
水槽の強度を保つ為に取付ける補強です。
アクリル水槽はガラス水槽よりも割れにくいのですが、水圧により膨らみが生じるため、フランジが必要です。
【 補強の種類 】
- 1.リブ
-
- 水槽上部内側の縁部分を、1周囲うように取付ける補強です。
- フタを乘せることが可能になります。
- ※「フランジ」と呼ばれることもありますが、弊社では「リブ」という名称で統一させていただきます。(ご注文やお問い合わせの際に「センターフランジ」との区別を明確にするためです。)
- 2.センターフランジ
-
- 水槽上部、横幅の中央から奥行き方向に向かって橋を架けるように取付ける補強です。
- ※板厚を厚くすることで、センターフランジなしで製作することも可能です。詳細はお問合せください。
- 3.天板くり抜き補強
-
- 一枚物のアクリル板を加工し、取付ける補強です。
- 水槽の奥行が狭く、通常フランジ加工では開口部が狭くなってしまう場合に主に使用します。
- リブやセンターフランジと比べ強度が高いです。
- 接着箇所が少ないので見た目が綺麗です。
- ※落とし込み加工も出来ます。(フタを水槽の縁より内側に収められるようになります。)
Point5穴あけ加工(リブ)
必要に応じて穴あけ加工をします。水槽で熱帯魚を飼い始めてみると、穴がないがためにフタがちゃんと閉まらないなど、後から不具合がでてくることがあります。使用時のシュミレーションをしっかりとして、忘れずにオーダーしてください。
- 【 リブの穴あけ 】
-
- 配管やコードを通すことが出来ます。
- 外部フィルターの仕様によっては、穴をあけなければ取付けられない場合もあるので注意が必要です。
- 通常、コード用ならば直径26mm程度の穴を開けております。
- 加工が可能な穴開けサイズは、リブの幅により変わります。基本的に、穴の周囲を約20mm程度の余裕を見ていただきます。
- ※フタをご使用の場合は、リブの穴位置に合わせて、フタに「U字加工」が必要です。(別料金をいただいております。)
- ●穴あけ位置について
- 図の赤で示した部分が穴あけ可能な範囲です。これ以外の部分への穴あけはリブの補強度が弱まり、水槽の破損などにも繋がる可能性があり危険です。
- ※ご希望があれば赤で示した範囲以外への穴あけ加工も可能ではありますが、弊社では非推奨です。非推奨部分に施した穴あけ加工が原因で水槽が破損などをした場合、弊社では責任を負いかねます。
Point6帯
水槽の上部または下部の水平方向(アクリル板の接着断面が見える部分)に、ぐるりと一周貼る飾り帯です。
-
- アクリル板の接着断面を隠すことができます
- 長期の使用で接着箇所に汚れがついた際も、目立ちにくいです。
Point7フタ(通常・特殊加工について)
フタは、水の蒸発・生体の飛び出し防止の必需品です。フタに加工を施すことで、より快適に飼育していただけます。フタの素材には、塩ビの他にポリカーボネートもございます。ポリカーボネートは塩ビよりも強度があります。
- 1.通常使用時のフタ
-
- リブまたは、天板くり抜き補強の上に乗せて使用します。
- 2.フタボルト留め
-
- 大型魚などの飛び出し防止にフタを固定します。
- リブとフタをボルトでしっかりと留めます
- 3.U字加工
-
- フタの端の部分をU字型に加工します。
- 配線コードなどを通すことが出来ます。
- 4.フタの割り方
-
- アクリル水槽のフタは、左右2枚に分かれた「左右割」が一般的です。
- ※弊社でも、特にご指定がなければ「左右割」の仕様で取り扱っております。
- 5.ソリ止め加工
-
- 大きな一枚フタの場合や、水槽にセンターフランジが無い場合、フタにソリが出てしまうことがあります。ソリを防ぐため、フタ板の上部に高さ20mmの板を貼り付ける加工です。
- ※ソリ止め加工を施す場合、水槽上部に20mmの高さがプラスされます。予めご了承ください。
- 6.エサ穴加工
-
- ボルト留め加工にはエサ穴加工の併用をします。フタを固定したまま餌を与えられるので安心です。エサ穴には、スライド式の小さなフタをつけられます。
- 7.パンチ板加工
-
- トカゲやハムスターなど、陸上生物を飼育する場合には、通気性の良いパンチ板(細かい穴が開いた板)のフタもお作りできます。
スライド式開閉加工を併用すれば、フタを固定することもできます。 - トカゲやハムスターなど、陸上生物を飼育する場合には、通気性の良いパンチ板(細かい穴が開いた板)のフタもお作りできます。
Point8ソケット加工
水槽に配管などをつなぐために、ソケットを取り付ける加工です。
- 【 ベース付き 】
-
- 水槽の底面にベースを使用しソケットを接着します。
- 【 ベースなし 】
-
- 水槽の底面に直接ソケットを接着します。
Point9付属品(ピストル)
オーバーフロー水槽には必需品といえる特殊な構造の配管パーツです。三股になっている管のように見ますが、細い管と太い管の二重構造になっています。
真っ直ぐな管の真ん中から、中を別ルートで通った細い管が出ているタイプです。 ストレート型ピストルの長さ:約200mm(40A・50A)
ストレート型[1]
[1]を右側面から見た図
[1]を真上から見た図
短い管が90度曲がった形をしており、中から独立した細い管の先が出ています。
エルボ型[2]
[2]を右側面から見た図
[2]を真上から見た図
オーダーメイド水槽の解説・ご注文の流れについて
180cmを超える大型水槽や、特殊な形状の水槽もオーダーメイドできます。細かなヒアリングを行い、用途に合わせた水槽を制作いたします。
特殊な水槽や設置・レイアウトをご希望の場合は、こちらのページも併せてごらんください。
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丸いフォルムが美しい、円柱(丸型)水槽について
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